ブレーキディスクローターについて
kobaman001さんより情報提供いただきました。ありがとうございます。
ブレーキディスクローターですが、TZR125、SDR200と共通らしいので、どこかで見つけることができれば代替品として使用できると思います。
海外品は新品購入可能なようです。
ブレーキパッドも国産が普通に出てますし、これでブレーキまわりの心配はほぼ無いことになります。
自分の今使っている純正ディスクは振れが少しあり、長い間使うのはあまり良くない状態なので、機会があれば何か購入して確認してみる予定です。
フォークブーツ
SRX250にフォークブーツをつけたいと思う人...
はい、いませんね。
インナーパイプ径が33mmなのですが市販品だとフォークブーツがほとんど見当たりません。あっても長すぎたりとか。35mmを使うとガバガバだったり。
探していたら偶然、TW225が33mmであることがわかりました。
で、TWってフォークブーツ標準装備してるので、もしかしたらそのまま使えるのでは?
使えました〜。太さも長さもぴったりでした。
純正品流用できるのは良いですね。
ブーツ 4CS-23191-20
バンド 2K5-23192-00
スクリユ,ブーツバンド 1W4-23194-L0
サスペンションリンクユニットのOH
サスペンションのリンク式ユニットは大抵というか9割以上は放置されて動きが渋くなっていて無理矢理動いていますよね。
構造上サスペンションが良く動くからというのはいいのかもしれませんが、ここの分解整備に至るまでがすこぶる面倒なので放置されるのです。
これってもう構造上の欠陥なんじゃないかと思っています(笑)
放置されるくらいなら2本サスでいいのではないか?
(だからリンク式は嫌いなので、2本サスに構造を変えてしまいました...というのは別の話で)
前置きが長くなりました。
うちのSRXもご多分に漏れずやばい状態でした。
このあたりの部品は新品では手に入らないところがほとんどなので、本格的に痛む前にメンテナンスをしてあげる必要があります。
いろんな汚れが混じってギットギトです...
裏側には白いカビみたいなのがこびりついていて...
構成部品はたいして多くないです。
まずは分解洗浄を徹底的にします。
部品を磨いたら、保護も兼ねて塗装。
こんなに綺麗になりました。
あとはグリスアップして組むだけ。
ついでにスイングアームも磨きとグリスアップ。
ベアリングの様子もチェック。
あとはリヤショックも綺麗にします。
これだけやってあげると見違えるようにしなやかに動くようになります。
クランクケースカバーのガスケット
どういうわけか、クランクケースカバー左側のガスケットだけ終了しています。右は普通に売っているのに...
まあ、無いものは仕方がないので、自作になります。
ネットではいろいろな方法で作られていますが、面倒くさがりな自分は下記の方法で作りました。
1. ガスケットシートを買ってくる
2. カバーのガスケットを当てる部分に朱肉をベタベタになるくらいたっぷりつける
3. そのままガスケットシートにぺったんこと判子する
4. ボルトを通すところはポンチで穴をあける
5. カバーに当てて確認しながら、必要な部分を切り抜いたら完成!
せっかく外したので、買ったときから気になっていたカバーの傷が気になっていたので、組む前にペーパーかけて塗装してしまいました。
YDISキャブレターの同調
SRXで最も厄介で取り扱いが難しいのがYDISとかいうツインキャブです。ヤマハのバイク屋さんも手を出すのを面倒くさがるくらいですからね。
もともと当時ハイスペックエンジンを目指して作られたものらしいので、まあ整備性とか二の次でしょう。
で、その中でも難解なのが同調なのですが、下記に説明書を載せます。
ひとつひとつの調整項目は難しいものではありません。
ただ、自分の個体は古くて消耗しているせいか、この通りに調整できませんでした。
説明通りに、プライマリキャブレタのスロットルバルブを2.5mm開けたときにセカンダリスロットルシャフトがプッシュレバーに当たるようにすると、全開時にはスロットルバルブが水平から大きく開き過ぎて最初から濃すぎる状態になってしまったのです。
なので、最初と最後が合うように調整しました。
1. プライマリキャブの全開調整
スロットルバルブを全開にしたときにトップミキシングチャンバとスロットルバルブ底面との高さの差を0mmに調整する。
2. スロットルバルブ2を水平にする
スロットルを全開にしたときに、セカンダリキャブのスロットルバルブ2が水平に開くように調整する。
つまり、プライマリキャブのスロットルバルブが全開のときに、セカンダリキャブのスロットルバルブの開度が水平に開くように調整します。
この調整で問題なく走れるようになりました。
最適ではないかもしれませんが、とりあえず問題なく走れるようにするのが一番大事なので。